一気読みしてしまいました,「シュリーマン旅行記清国・日本」.
あのトロイの遺跡の発掘で有名なシュリーマンがじつは日本を訪れていて,彼の目から見た日本人の印象が書かれている.江戸時代の日本人と現代の日本人は,もう比較にもならないのでしょうが,賄賂を受け取ることを潔しとせず,切腹さえしかねない日本人の誇り高さ.かたや,寺に花魁の肖像画を飾っている感覚,江戸時代の人々の生活が好奇心旺盛で偏見のないシュリーマンによって伸び伸びと描かれています.清国に対する強烈な批判が一転,日本に対する褒め言葉が続々.世界一清潔と折り紙付き,でもそれも男女混浴の銭湯のお陰.でも,嫌らしさは一片もない.たった150年ほど前に私たちの祖先がどんなにシンプルで,でも豊かな生活をしていたかを教えられました.
当初この翻訳版は私家版として出版されたものを文庫本として世に送り出したもの.元本では小宮康助氏の江戸小紋の文様を図案化した装丁となっているとのこと.いつか見てみたいものです.
たまたま他の本を探しに行った図書館でなにげなく手に取った一冊.アイルランドはエンヤやケルティック・ウーマンなどのふるさと.そんな単純な興味で借りてきました.
イギリスのそばにあって,でもその実情はほとんど知らないアイルランド.その国を,たまたま好きになるミュージシャンがぜんぶアイリッシュだということで訪れた,著者,この本はそんな彼女のアイルランドへの限りない愛情が感じられる,食を中心としたエッセーです.
レシピーも豊富に載っていて,写真で見ているだけで,涎が出そう.お料理好きにはたまらないかも.私的にはギネスビールが飲みたくなりました.(笑)
母の入っている施設が図書館のすぐそばなので,この数ヶ月ずっと定期的に図書館に通っていたのですが.
3月末以来A病院に入院,退院,自宅療養,また施設,そして先週B病院に入院と,めまぐるしく移動して,図書館がぐっと遠のいてしまいました.
人間ってホント習慣の動物だと思う.我が家から図書館までは直線距離を車で行けば12〜13分ですが,公共の交通機関を使ったら1時間弱.札幌としてはちょっと長いかな.でも,毎週母の施設訪問に合わせて通っていた分にはなんも大変ではなかったのですが,この頃はほとんど行っていない.→本がない状態.
札幌市ではネットで蔵書の検索が出来るし,大通りの分室で予約することも可能(入力方法はかなりかったるいけど).アマゾンを使って面白そうな本を予約するのももちろんできます.が,本好きにとっては図書館というアミューズメントパークで時間を気にせずに自分の好みの本を探すのが楽しい.インクと長い間の保管でついた,ちょっとホコリっぽい匂いが好き.
本を探すという意味では本屋も同じ.好みの本屋,古本屋をうろつくのも楽しい.ピヴォの書店が結構好きだったのですが.丸善に替わって,少し雰囲気が変わってしまいました.前の方がよかったな〜.
いまは「所轄刑事・麻生竜太郎」と「星々の生まれるところ」を1ヶ月待ち.
とまれ母がよくなって退院し,また図書館通いの習慣が戻るのを心待ちにしています.
清野恵理子さんと言えばメイプルに連載した「きもの熱」や「樋口可南子のきものまわり」で文章を担当した文筆家.きりりとした和服のイメージなのですが,そんな彼女の新刊は180度イメージが違う「子犬のカイがやって来て 」 .
柴,ハスキー,シェルティミックス(!),それにゴールデンにラブラドールと,最盛期には総勢7匹と一緒に暮らした時代もあるという,飛び切りのワン好き.しかも見るところ,大型ワンコが好きなようです.
そんなワンコとの生活がいろいろなエピソード(主に,イタズラ,破壊行為,そして別れetc,etc)を交えながら書かれています.この本だけ読んでいると,清野さんが私と同年代のワンコ好き,どちらかと言うとスポーティで自然好きの雰囲気が漂います.
もちろんきもの好きが自然が嫌いというわけじゃないけれど,きものの場合は整った自然というか,限定された空間での自然.「子犬のカイ・・・」ではワイルドな自然そのもの.
ソファや家具,クッションなど日常生活で身の周りにある数々の品々が齧られ,壊される中,清野さんのきもの周りに問題がなかったかは多いに気になるところ.なんといっても我が家のワンコの行状を知っているから.(^^; 幸い鼻汁を擦り付けられたり,汚い足で飛びつかれたりはしたものの,破かれるという致命的損傷はいまのところありませんが,保証の限りなしです.
そんなことはおくびにも出さず,ひたすらワンコとの生活が書かれているのはさすがです.
各章がそれぞれのワンコのエピソードを中心に書かれていて,時代が前後することがあり,時折アレッとなることがちょっと難点かも.
タイトルにもなったカイ君のこどもたちは盲導犬候補犬となっています.しっかり頑張ってと応援したくなりました.
七緒 vol.7が本日到着.
「予約すると発売日に到着」に惹かれ予約しましたが,1日遅れ.
まあ目くじらを立てるほどのことでもないのですが,やっぱり引っかかるものが.
今回は京都特集.京都ときものといえば,まさに女性の好きそうなテーマ.
でも実際,京都はきものが似合う街並み.どんな取組みとなっているのか,興味津々.
週末,じっくり時間をかけて楽しめそうです♪
話題に詰まったので,いま読んでいるしいちゃん日記について.
これは「クロワッサン」で連載している群ようこさんのエッセイをまとめたもの.群さんのしいちゃんとお隣に住む友人の年老いたネコ,ビーちゃんに対する愛情溢れる,ワンバカならぬニャンバカ生活について描かれています.
読んでいて,やっぱりとうなずいたのは.周りはともかく,飼い主とペットは言葉が通じている(と思っている)こと.ヴィオラの場合も目を見れば,なんとなく言いたことは分かる.ネコも同じですねね.
ペットの高齢化が進んでいると,この数年言われていますが,ビーちゃんのボケぶりを読んでいると,私も心して準備をせねば,という思いと,それでも愛情を持って見守っている群さん,友人の姿にジンとするものが.
ところでこの友人がかのもたいまさこさんだとはつい最近まで知りませんでした.そういえば,かもめ食堂のエンディングで「Special thanks to B(だったと思う)」となっていました.こんな繋がりがあったんですね.
ネコの特性がそこはかとなくユーモラスに描かれていて,通勤の細切れの時間の合間に2〜3回分読むのもいいかも.
Hello agin!はMacのご挨拶ですが.Say Hello!はほぼ日のルーシー&3匹のパピーのご挨拶.
こちらは本がすでに発売されていますが,今度はDVDが14日発売だそうです.
この数日どうしようか,迷っています.じつはもうアマゾンのカートには入っているので,あとは注文を確定すればいいのですが・・・.(苦笑)
我が家にも若干1匹ですが,かわいい(と飼い主は思っている)のがいますが,やっぱりあの子たちもかわいいんですよね.それとカメラの視点というか撮影した人というか飼い主さんのルーシーたちに対する愛情・気持ちがしっかり表れていて,惹き付けられます.
ジャックラッセルの性格というか元気のよさはちょっとお手上げですが,DVDで見るだけならいいかな〜.発売前から25%オフなのも魅力です.
ブックオフでは通常定価の半額で売られていますが,時折メジャーではないけれど良質な本が定価の20%,10%なんかで出ていることがあります.これもそんな掘出し物の1冊.
堀井さんのファンで,でもお料理はあまりにも手が込んでいてなかなか作れそうもない飼い主ですが,ガーデニングならなんとかなりそう.内容はベランダでもできるハーブの育成,ブーケの作り方,収穫されてたものを使ったレシピー,保存食の作り方などです.
とくにハーブを育てて,これをちょっとお料理に活用したいなと考えている身には最適.早速買って来て勉強中です.この間摘んだばかりですが,できたらワイルドストローベリーのコンポートを作りたいと計画中.
さまざまな草木の写真はアメリカにいらした時代のもあって,写真集として見ても楽しめます.
またまた読む本がなくなって,アントニア・フレイザーのジマイマショアシリーズ第2弾「野生の島」を引っぱりだしました.フレイザーはイギリス本国ではミステリー作家というより伝記作家として高名であり,この作品もスコットランドの歴史上の人物をなぞらえた人物群と,自然がいまだ残っている荒涼とした島での殺人事件を描いています.もう読み返すのは何度目かですが,毎回新しい発見,読み方があり,楽しめます.
残念なのはアマゾン(和書)はおろか,本家本元のハヤカワミステリーにも載っていないこと.上質のミステリーなんですけどね.
明日はまた図書館に.1冊届いているとのことですが,どの本? 見てのお楽しみです.
柴田よしきの作品はどちらかと言えば警察ものというか,ミステリーが好きなのですが,この星の海を君と泳ごう・時の鐘を君と鳴らそう はSFもの.21世紀に現在の文明が滅び,それから数千年経って,銀河連邦の一員となった時代の物語.テラ(地球)系の大学生ララと天才少年のウィニーとの冒険.信じていた銀河連邦がじつは理想の国家ではなく,遺伝子組換えされた人々も含む,多数の恒星出身者からなる連邦の政策に反対する勢力もあり・・・.
最初の辺りは設定にちょっと戸惑いもありましたが,読み進んでいくとグングン引き込まれて,久しぶりにSFを楽しむことができました.
ところで彼女のシーセッド・ヒーセッドが6月6日にテレビで放映予定.花咲慎一郎は高橋克典とのこと.高橋克典は私の持つハナちゃんのイメージとはちょっと違うけど,でもやっぱり楽しみです♪
図書館から連絡があって,予約していた本が4冊届いたとの知らせ.
4冊もなにを頼んでいたか,忘れていました.ベストセラーは数ヶ月待ちなので,そちらが届いたのかな.
確認すればよかったのですが,つい忘れちゃいました.それにしても4冊もいっぺんに届くとはね.
それでも3月までは4冊/人で2週間だったのが4月から10冊/人になったので,相方の図書カードを借りずにかりられるのはありがたいことです(すでに2冊貸出中).
2週間に10冊というのは1日に1冊弱.よっぽど軽い読み物か,料理本でもないかぎり,もう朝昼晩すべての時間を読書に費やさなくては読めないのでは.
10冊だと安心して予約できいいのですが,もしかしたら,積読で終わってしまうかも・・・.
いまは柴田よしきの「太陽の刃,海の」を.彼女の本はアマゾンでチェックしながら借りていますが,いつも私の貧弱な想像を見事に裏切ってくれるストーリー展開で,楽しませてくれます.