話題に詰まったので,いま読んでいるしいちゃん日記について.
これは「クロワッサン」で連載している群ようこさんのエッセイをまとめたもの.群さんのしいちゃんとお隣に住む友人の年老いたネコ,ビーちゃんに対する愛情溢れる,ワンバカならぬニャンバカ生活について描かれています.
読んでいて,やっぱりとうなずいたのは.周りはともかく,飼い主とペットは言葉が通じている(と思っている)こと.ヴィオラの場合も目を見れば,なんとなく言いたことは分かる.ネコも同じですねね.
ペットの高齢化が進んでいると,この数年言われていますが,ビーちゃんのボケぶりを読んでいると,私も心して準備をせねば,という思いと,それでも愛情を持って見守っている群さん,友人の姿にジンとするものが.
ところでこの友人がかのもたいまさこさんだとはつい最近まで知りませんでした.そういえば,かもめ食堂のエンディングで「Special thanks to B(だったと思う)」となっていました.こんな繋がりがあったんですね.
ネコの特性がそこはかとなくユーモラスに描かれていて,通勤の細切れの時間の合間に2〜3回分読むのもいいかも.