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2004年06月22日

森田空美の知的きもの入門

和楽に掲載されていたシリーズを一冊にまとめたもの.一,二度丸善で雑誌を立ち読みした記憶があり(店頭販売はしていないはずなのですが・・・,でも読んだ記憶ありです),アマゾンをぽっちとなして購入しましたが,う〜〜ん.載っている着物はすばらしいし,飼い主好みのも多々ありましたが,高過ぎ.

第1章の書き出しが「もしこれから思い切って買うなら結城紬をお勧めです」なんて,さらっと書いてありますが,そんな,勇気なんて,金額的にはとってもとってもです.ただ,無地の着物,格子の着物,江戸小紋など,選び抜かれた着物はさすが.よだれが出ちゃいそうです.明らかに外出着として,最高の洋服に匹敵する着物を選び出したのでしょうが・・・.

いいな〜と思っても,手を出すのにはあまりに躊躇われる価格の商品ばかり.いまさらながら,どんな時に,どんな風に着物が着たいのか,そのためにはどんな着物がほしいのか,自分のスタンスをしっかり持たなければ,ならないことを実感させられた,一冊です.

投稿者 violetta : 2004年06月22日 22:00

コメント

見ている分にはとてもいいのですが,実際に自分が買うことを考えると,
参考にできないですね.もっとリーゾナブルの価格じゃないと,着物を買う意欲が
失せてしまうのでは.

投稿者 スミレ : 2005年01月15日 15:15

確かに素敵。確かに高価。高くなきゃ着物は着ないほうがいいという教えの本みたいですね。
京都にいって内藤の履物を買いました。
正直いって市販のぞうりの価格の3倍。
金がなきゃ着物は楽しむなという道徳の本でもありますが。着物の家庭画報みたいなものかな。

投稿者 madamm : 2005年01月15日 14:38

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