大雪へ
昨日，今日と大学時代のワンゲルの同期会で旭岳登山に行ってきました．
旭岳周辺の紅葉は思ったより進んでいなくて三分程度．それでも紅葉を求めて観光客が大勢やって来ていてロープウェーの姿見の池駅ですでに12時55分．登り，2時間〜2時間半，下り1時間半として，ぎりぎりの時間ですが，どうしても登りたいと，昼食も取らず，まずは出発．
五合目の姿見の池は気持ちのよい秋晴れ．途中入山記録を書こうとしていると案内人が「八合目以上は突風，マイナスの気温，それにガスが出ているので，防寒装備をしっかりしていって下さい」とのこと．一応ゴアテックス，フルースは持ってきていることを伝えて，登山開始．七合目あたりまでは晴れていて，写真を撮りながら登りましたが，それ以降は急激に冷込み，全部着込んでも，まだ寒い．猛烈な風に悩まされながらも，2時間弱で辿り着いた2290mの北海道の最高峰，旭岳の頂上は強いガスの中，突風，マイナスの気温で，なにも見えず，記念写真のみで早々に退散です．
下りは転がるように降りて来て，また七合目あたりになると，着ているのが暑くなるほど．ほんの少しの違いで気象の大きな差．この時期の大雪を甘く見てはいけないのを再確認しました．写真の旭岳のピークはこの写真を撮った時点ではまだガスってはいませんでしたが，徐々にガスが出て来ました．
夕方の気象予報ではこの数日急激に気温が下がり，今週中には大雪に初雪のようです．